年間行事
- 大晦日・元日のご案内
合掌
本年も残り少なくなってまいりました。大晦日~元日のご案内です。皆さま十分な防寒対策のうえ、ぜひお越しください。
再拝
令和6年12月31日午後11時45分~
「除夜の鐘」打鐘令和7年1月1日午前0時~
「元旦祝祷会」
本覚寺 年間行事案内
1月1日 元旦祝祷会
3月21日(春分の日) 春季彼岸会法要
5月 5日(こどもの日) 鬼子母神祈念祭
7月15日 豊臣秀次公祭
8月22日 盂蘭盆施餓鬼法要
9月23日(秋分の日) 秋季彼岸会法要
11月13 日 高祖日蓮聖人報恩法要
12月31日 除夜法要
當山鬼子母大善神由来
鬼子母神堂に安置せる鬼子母大善神御尊像は京都上京区大宮寺之内大本山妙蓮寺の第二卋大覚大僧正の作である。大覚大僧正は妙蓮寺御開山曰像菩薩のお弟子で、洛西大覚寺に居られたため大覚上人と尊称された。
上人は永仁五年七月伏見天皇の皇子とし誕生。のちに後醍醐天皇の御養子となられ嵯峨の大覚寺に入られる。帝都(京都)弘通中の曰像菩薩の御徳を慕い、そのお弟子となられる。正平十二年、京都周辺は大干ばつに見舞われ、幕府は四方の神々寺々に祈雨の法を修したるも雨は降らず、後村上天皇は大覚上人に三七日の請雨の祈念を請じられた。上人は法華僧およそ百人を伴い桂川にて修法される。雷鳴とともに篠つく雨は降り続き、妙法の慈雨に万民が救われたことは歴史上にも有名である。さらに摂津、京洛に子どものはやり病が相つぎ多くの子どもの命が失われた。上人は悲しみを抱かれ、自ら鬼子母神、十人十色の「鬼女十女」御尊像を刻まれ病魔退散の御祈念をなされた。その魔病は下火となり、多くの子どもの命が助かったのである。御尊像はのち妙蓮寺中興日忠上人の御勧請により本覚寺に授与されたものである。
この堂には、このほか日忠上人御勧請の三光天子、三十番神も祭祀されている。